ご挨拶

校長先生挨拶

「ウェルビーイングな野市小学校に」

野市小学校長 小杉龍司

先日、一年生の子どもたちが校長室にやって来ました。生活科「がっこうにいるひととなかよくなろう」の学習で、子どもたちが「お話してみたい先生」のところへ質問に行くのです。「失礼します!」と元気に挨拶しながら、子どもたちが交代で校長室に入り、ソファに仲良く並んで座ります。一年生も私も少し緊張しながらインタビュー開始!「給食で好きなものは何ですか。」「校長室でどんなことをしていますか。」「校長先生はどんな仕事をしていますか。」「大変なことは何ですか。」「うれしいことは何ですか。」次々と出る鋭い質問に汗をかき、一年生に伝わる言葉や表現を選びながら答えたことでした。ただ、この一年生の子どもたちのおかげで「校長としての仕事」について改めて考えるきっかけとなったのです。

本校では本年度も学校教育目標である「笑顔と『ありがとう』があふれる学校」を掲げ、児童への呼びかけだけでなく教職員もモデルとなるよう意識して取り組んでいます。また、目指す学校像として「通って楽しい学校」「安心で安全な学校」「協働して取り組む学校」の3つを挙げ、様々な教育活動を行っています。この学校教育目標の実現や目指す学校像を具現化することが、校長の仕事の根幹であると私は考えています。言い換えると、「子どもたちが安心して楽しく過ごせる学校とするために取り組む組織をつくる」ということです。一年生の子どもたちには、「野市小学校の子どもたちみんなが、安心して楽しく幸せに過ごせるように頑張ることが校長先生の仕事だよ。」と話しましたが、うまく伝わったかどうか・・・。
さて、校長の仕事にはもう一つ大事なことがあります。それは、教職員にとっても安心して落ち着いて働くことができる学校にしなくてはならないということです。教職員が心も体も健康で安心して子どもたちと向き合えることで、教師の本分である授業や学級経営に力を注ぐことができると考えます。最近よく耳にする「ウェルビーイング」という言葉がありますが、これは「身体的・精神的・社会的に良い状態にあること。短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義など将来にわたる持続的な幸福を含む。」(中央教育審議会「次期教育振興基本計画」より)だそうです。少し難しい定義ですが、私は野市小学校のこどもたちや教職員が、この「ウェルビーイング」になることをめざしています。学校では、子どもたちにとって楽しくわかる授業や居場所づくり・絆づくりに努めるとともに、子どもたちにとっても、教職員にとっても「ウェルビーイング」な野市小学校とするために、本年度も保護者の皆さま、PTAや地域の皆さまのお知恵とお力をいただきながら、日々の教育活動に取り組んで参りたいと思います。

PTA会長挨拶

「   」題名のない音楽会 

PTA会長 黒瀬理奈

本年度令和6年度野市小学校PTA会長を拝命致しました黒瀬理奈と申します。 保護者の皆様におかれましては、日頃からPTA活動に対するご理解、ご協力を賜りまして感謝申し上げます。

 昨年度はPTAの役員としての一年でしたが、今年度は会長というポジションで取り組むことになり、その重責に戸惑っています。しかし徐々にこれまでとは違った景色が見え始め、お力になれることも増えてやりがいを感じていけると思います。 

他県ではPTA組織がなくなったところもありますが、学校とそれぞれのご家庭、そして地域との関わりをとおして、子ども達が過ごしやすい環境づくりを行なっていかなければなりません。そのために、野市小学校に関わる一保護者としての視点で、皆様とともに取り組んでいかなければならないと考えております。

 野市小学校の教育目標であります

「笑顔と『ありがとう』があふれる学校」

の推進を目指し、子どもたちが元気に充実した学校生活が送れますよう、私たち保護者と先生方が一緒になって、取り組んでいきたいと考えておりますので、ご協力をお願い致します。

 私は小さい時からピアノを弾いてきました。 一人で演奏するソロも楽しいけれど、大勢で演奏するアンサンブルも経験し、そこから見えてくる楽しさや曲の構成など。その時その瞬間でしか味わえない感動もあります。 

PTA活動は私たちの子どもが「在校中」にしか関われない期間限定の活動です。 

皆さん一人ひとりが【野市小フィルハーモニー楽団】の一員となって美しく活気あふれるシンフォニーを奏でていきましょう

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